2012年12月16日

CDP 「Cloud Global Grid」

CDPアドベントカレンダー参加記事です。





「えー、世界中のエンジニアなどなどの皆々様こんばんは。
わァ、静まり返らないでいいですよ。眠くなっちゃうじゃないですか!
お仕事でご一緒された方も多々と思います。
ご存知のとおり、私はたたのエンジニアでして…。
今回発表させていただくCDPのスポークスマンにすぎません。
分からないことはお手元の書籍をご覧ください。

『Cloud Global Grid』は、全世界のクラウドサービスと、その管理APIで構成される、総合コンピューティング・制御管理パッケージです。

古来よりIT企業はリソースという鎖につながれた犬のようなもの。
リソースは、企業の動きを限定する鎖であり、生命線でもあります。
展開、物資の配給、通信、整備、施設の構築、これがないとどんなに優秀な社員も何もできず、そして、これには非常に金がかかる。
まず、余剰物資の山、リソースが足りてないサービス、ムダをなくしましょう。

Cloud-GGは、サービスの規模や内容に応じたコンピューティングリソースをジャスト・イン・タイムで提供します。


Cloud-GGを利用すれば、どんな企業でも格安で展開能力を向上できます。
すでに十分な展開能力を持っている企業でも、予算の大幅な節約が可能です。

logisticsの語源はギリシャ語の『計算する熟練者』に由来するとか。
現代ロジスティクスは応用数学の世界であり、ノウハウを持つのは各企業のお偉方ではなく、我々専門企業です。
情報インフラの新市場を開拓しようというだけのことです。
効率化。
ことお金に関することで、専門企業にかなうわけありません。」





ようするに、いろんなクラウドサービス・クラウドプロバイダを用途に合わせて適材適所に利用するパターンです。


クラウドサービス・クラウドプロバイダによって、機能的・地理的・価格的などで強いところ、弱いところがあると思います。
提供されない機能を無理やり使うより、地理的に遠い場所でレイテンシを気にしながら使うより、高い料金に我慢しながら使うより、使いやすく、速く、低料金で使えたほうがいいはず。
ただし、そのために構築や利用に手間がかかるのはねぇ…とも考えます。
そこで、各クラウドサービス・クラウドプロバイダが提供するAPIをラップして、統合されたAPIやGUIを用意し、これらを用いて構築や管理を行います。
たとえば『サーバインスタンスを作る』ための各クラウドサービス・クラウドプロバイダそれぞれバラバラのAPIを「foo」コマンドでラップしてコマンド一発で作れるようにするなど。GUIも同様です。
最適化されたクラウドサービス・クラウドプロバイダを利用できるようになるわけです。

すでにこのようなサービスを行なっている企業やプロダクトがあります。
書いていて、これがCDPなのか?ユースケースじゃないのか?と、思い始めたところで、ひとまず。

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